大阪の気候と治安

実際に住んでみて分かった大阪のあれこれ。まずは気候と治安から。

冬の大阪は住みやすいけれど夏の暑さは過酷

まず気候のことをお話します。
沖縄は亜熱帯に属しているので雪が降らず温暖で暖房器具を使用しないため光熱費、そして衣服費が安いことは皆さんご存知の通りです。
雪が降らないと言うことは車にスタッドレスタイヤやチェーンを装着しない分お金は掛からないし、タイヤを取り替えたりする手間が掛からずその面ではとても良いところです。

沖縄を除く本土の中でも、冬の大阪は気候的には結構住みやすい地域だと思います。
雪が降るのは大阪市内では年に2~3回ほど、西の広島や福岡、四国で降っていても大阪では降っていないことがよくあります。
たまに降っても積もることは殆どなく、積雪は精々1~2センチ。降雪が止むと同時に大体溶け始めます。
但し兵庫県や京都府の日本海側や滋賀県は積雪が多い雪国です。
冬新幹線に乗って東京へ向かって大津市を過ぎたあたりから一面真っ白の銀世界で、関西ではないですが岐阜県の関が原に差し掛かると積雪で徐行運転や止まることもあります。

雪の積もる剣尾山(783メートル)の頂上。

雪の積もる剣尾山(783メートル)。雪の上は危険だと思い知らされた。

これまで雪が積もる高速道路を毎年走っていてもチェーンを装着したことがなかったけれど、滋賀県の米原から先の北陸自動車道とか近場でも今年からは法律でチェーンを着けて走らなければいけなくなりました。
初めての経験にトレーニングをしなければと思っていますが、ネットで注文したチェーンが注文殺到で発送が2週間後くらいになるということで、内心戦線恐々の気分です。

反対に夏は35度は当たり前で40度近くまで上がることもあります。
沖縄では高くても32、3度程度。しかも周りを海に囲まれているので湿気がなく比較的過ごしやすいと思いますが、大阪の暑さは半端なく過酷です。
お昼の1時過ぎに外出するとまるで熱風のドライヤーに当てられたような中を歩く感じで、寒さだけは着込めば何とか凌げるけれど、この暑さはクーラーのきいた部屋以外には逃げ場がありません。

真夏の甲子園糸満高校のアルプススタンド応援風景

2011年8月11日の糸満高校対香川県代表英明高校、夏の甲子園のアルプススタンドは40度前後。

しかし春と秋の過ごしやすさは格別です。クーラーも暖房も要らない快適な気候です。
この時期は旅行にも適していて、特に春は日が長いので観光地で長い時間楽しめます。
それに対して秋は早く日が暮れるので山に行くときには注意が必要です。

長い間大阪に住んでいると、夏の過酷さ、冬の厳しさ(全国的には凌ぎやすい方だと思いますが)を乗り越えたご褒美に秋と春があるのかと考えるようになります。
秋の紅葉の幻想的な美しさと、春の桜を見るうきうきした気分の楽しさは、ココで暑さ、寒さを経験すると一層楽しみに思えてきます。

兵庫県伊丹市昆陽池公園の花見風景。

兵庫県伊丹市昆陽池公園の花見風景。

そして桜の下で友達同士でお弁当やお酒を呑みながら花見をしていると、「俺、ナイチャーみたい」と心の中で呟いたりします。

そして関西に住んでみると日が暮れるのが早いので、最初は少し戸惑います。
沖縄に住んでいる頃は長年の体内時計で、日が暮れると仕事が終わると言う感覚でしたが、冬の冬至の時期などは那覇の日没が5時43分に対して大阪は午後4時51分に一時間近く早い日の入りです。最初の頃は4時を過ぎ薄暗くなると仕事中テンションが下がることがありました。

 

ローカルニュースでは火事とひき逃げが多いが

人口が多い分、事件も事故も多いことは理解できるが、テレビのローカルニュースを見ていると夏でも毎日のように火事が起きるし、なによりもひき逃げ事件が多いので呆れるばかりです。

しかし火事に関する話でネットで調べてみると人口10万人あたりの出火件数では沖縄県が36.3件で全国で21位。対する大阪府は26件で全国41位と沖縄よりは少ないので、人口の多さが火事の多さになっているようです。
因みに京都府は20.6件で全国46位だそうです。

そしてひき逃げ事件の多さですがこれは統計にも出ているようで、人口1万人あたりの認知数ランキングでは大阪府は3.14件で埼玉県に続き全国2位。
沖縄は1.03件で全国平均を下回っているものの全国25位とほめられたものではありません。

沖縄県の人口は132.3万人、対する大阪府は883.9万人、京都府が261万人、兵庫県が553.5万人、その他に奈良県134万人、和歌山県93.4万人、滋賀県141.2万人、さらには四国の徳島県73.6万人まで関西圏のローカルニュースで放送しているので対象人数2,100万人で沖縄県の約16倍。
それは確かに、火事もひき逃げも毎日放送するほどあるのも頷けます。

毎日のように報道されるひき逃げ事件ですが、事故を起こしても直ぐに手当てすれば死ななくてもすんだだろうと思うと可愛そうに思えてきます。

淀屋橋の大阪市役所前の風景。

淀屋橋の大阪市役所前。

私はこのサイトで自転車を勧めていますが、自転車乗りの基本は安全です。
長距離はなるべくヘルメットをかぶり、夜間の走行には後部には点滅する赤いライトを、前の方にはライトを付けることが必要です。

そして特徴的なことが犯罪発生率の高さです。
人口総数に対する犯罪の数は全国1の2.059%、それに対して沖縄県は全国26位の0.986%で大阪の約半分です。
周りでも誰々が包丁で刺された、とか言う話を聞いたことがあるし、統計的に見ても人口10万人あたりの率で殺人事件全国1位、強盗件数全国1位、放火1位となっていますが、強姦から呼び方が変わった強制性交は何と沖縄県が全国1位になっています。因みに大阪府は3位です。

私が大阪に来た2008年(平成20年)頃はひったくりが多くてダントツで全国1位だといわれていましたが、現在は一番多かった時期に比べ90%以上も激減していると言うことです。
大阪は自転車の普及が全国2位、1位の京都府は学生が多く単身世帯で地理的には大阪と同じく坂がなく平坦な土地柄が普及率の高さになっていると思います。
ひったくりはその自転車の前カゴめがけてひったくる犯罪が多かったようですが、今では防止用のカバーを無料で配布したり警察の徹底した指導などが効を通したようです。
自転車の話で言うと沖縄県の自転車の普及率は13.7%と全国最下位で2位は長崎県の15.2%。長崎県は坂が多く細い路地が原因だと言われていますが、沖縄県は公共交通機関が発達していないので自動車の普及が高く車を使用する人が多いことが原因だと言われています。

私が関西に住み始めて13年間、一度だけ目の前で引ったくりを見てしまいましたが、普段の生活の中では殆ど犯罪を目にすることは勿論ありません。
あまり物騒なところへは行かないとか、深夜に暗い夜道を一人で歩かないと言う感じで大丈夫だと思いますが、付き合う周りの人間にもよると思いますので、自分が意識していれば予防することは出来ると思います。

 

 

 

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